アトツギ甲子園
3/3 アトツギ甲子園決勝
「アトツギ甲子園」とは
全国の中小企業の後継者が、家業の経営資源を活かした新規事業アイディアのプレゼンテーションで日本一を決めるピッチ(プレゼン)イベントです。
39歳、年齢制限最後の年に2度めのエントリーでファイナリストになることが出来ました。
決勝での結果は受賞することは叶いませんでした。
実は、決勝の2日前まで、「受賞を狙う」か「自分のやりたいことを伝える」かで悩み続けメンタルはどん底、やめてしまおうかとまで思っていました。
そこで、発表を終えた自分はどんな顔をしていたいのか?どんな光景を見たいのか?
そこには自分が笑顔でいたい。「和菓子で世界中に笑顔を届け、繋げ、循環させる」を自分の言葉で伝える、その想いを一人でいいから共感してもらいたい。
その純粋な気持ちでした。
その気持ちのまま、本番では今の自分の全てを伝えることが出来て満足しています。
東日本ブロック大会を終え決勝に向けて、メンタリングをして頂いたり、周囲の方々から期待を寄せてもらいサポート応援、とても嬉しかったです。ありがとうございます。
今回の一番の収穫は全国のアトツギの方々と繋がることが出来たことです。
家業という生まれながらに宿命を背負って育ってきた境遇が土台にある後継者の人たちはみんな芯があって、懸命で、優しい。そして、前に向かう熱量が高く気持ちのいい人ばかりでした。
東日本ブロック大会を含め、アトツギ甲子園でピッチをした誰もが素晴らしい想いを持ち、社会課題を自分ごとにして事業と一緒に推進している。
そんな一員になれた自分にとても誇りを感じます。
予選から決勝まで出場者最優先で考えてくださり、また出場者同士のコミュニケーションへの配慮や最高の雰囲気作りをしてくださった事務局の方々本当にありがとうございます。
とても居心地の良い時間、空間でした。
今回の大会で頂いたアドバイスをこれからの事業に活かし邁進していきたいと思います。